特集 予防接種・ワクチンはこう変わる—ワクチンに関する新たな潮流と予防接種制度の将来を考える
予防接種事務のデジタル化の進捗状況と今後の展望
布施 祐希
1
1厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課
キーワード:
新型コロナ対応の経験
,
予予・請求システム
,
デジタル予診票
,
有効性・安全性分析
Keyword:
新型コロナ対応の経験
,
予予・請求システム
,
デジタル予診票
,
有効性・安全性分析
pp.852-859
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890100852
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ポイント
◆国では、2026年度に向けて、予防接種事務のデジタル化を実現するためのシステム基盤の構築や運用面の整理を進めている。
◆デジタル化の取り組みを進めるに当たり、デジタル予診票の様式統一化や、接種記録の保存年限の延長等を行う予定である。
◆予防接種データベースが構築されることで、予防接種の有効性・安全性分析の取り組みが一層進み、予防接種政策への信頼性の向上につながることが期待される。

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