増大号 何度でも見たい! 一般検査パーフェクトガイド
7章 BALF検査
塗抹標本作製法とBALF内に認める細胞の鑑別所見
佐々木 彩
1
1呉共済病院検査部
キーワード:
気管支肺胞洗浄
,
BAL
,
気管支肺胞洗浄液
,
BALF
,
BALF細胞数
,
BALF細胞分類
,
肺胞マクロファージ
Keyword:
気管支肺胞洗浄
,
BAL
,
気管支肺胞洗浄液
,
BALF
,
BALF細胞数
,
BALF細胞分類
,
肺胞マクロファージ
pp.924-927
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540080924
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
気管支肺胞洗浄(bronchoalveolar lavage:BAL)は,気管支鏡を用いて気管支内に生理食塩水を注入して肺胞および末梢気管支の洗浄を行い,その洗浄液(bronchoalveolar lavage fluid:BALF)を回収し,細胞や液性成分を解析する検査方法をいう.BALFは経気管支肺生検(transbronchial lung biopsy:TBLB)と違い,1つの肺のセグメントの大きさの領域,少なくとも1,000万個の肺胞を洗浄してサンプルを採取しているため,肺全体の1.5〜5%に値する領域を調べていることになる.したがって,びまん性肺疾患の場合のBALF所見は,肺全体の変化を比較的正確に表しているものになる1).
本稿では,一般検査領域で主に実施されているBALFの細胞数算定と塗抹標本作製法,細胞分類検査について述べる.

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

