特集 血液ガスを武器にする!—呼吸・代謝トラブル実践塾
実践編
中心静脈血酸素飽和度(ScvO2)と乳酸動態から紐解く敗血症管理
竹内 晋太郎
1
,
太田 啓介
2
1JCHO中京病院外科
2静岡市立静岡病院救急科
キーワード:
乳酸アシドーシス
,
乳酸クリアランス
,
NOMI
,
非閉塞性腸管虚血
,
ScvO2
Keyword:
乳酸アシドーシス
,
乳酸クリアランス
,
NOMI
,
非閉塞性腸管虚血
,
ScvO2
pp.464-467
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630030464
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎敗血症管理では血清乳酸値と中心静脈血酸素飽和度(ScvO2)を組み合わせ,循環動態を評価する.
◎乳酸値の再上昇は敗血症性ショック後の重篤な合併症の指標である.
◎乳酸は単回値よりも,その推移が重要で,6時間以内の低下が予後改善に結びつく.
◎ScvO2は酸素供給と消費の差を示す指標で,低値は酸素供給不足や組織酸素需要増加,高値は利用障害を示唆する.
◎ScvO2が安定していても乳酸値の再上昇があれば,局所虚血や代謝障害を疑う必要がある.

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

