特集 血液ガスを武器にする!—呼吸・代謝トラブル実践塾
入門編
動脈血液ガスでわかる電解質異常
中村 考志
1
1諏訪中央病院総合診療科
キーワード:
血液ガス
,
電解質
,
イオン化カルシウム
,
iCa
Keyword:
血液ガス
,
電解質
,
イオン化カルシウム
,
iCa
pp.440-443
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630030440
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Point
◎血液ガスでの電解質(Na,K,Cl)異常は血液生化学検査と比較してNaとKは低値,Clは高値となる可能性があり,単独での評価には注意する.
◎低Na血症補正時のタイトフォローや重症患者でのアニオンギャップの評価を血液ガス単独で行うことは避けるべきである.
◎急性期患者,重症患者,Ca濃度異常が疑われる有症状患者,Ca濃度異常が疑われる背景がある患者では,補正Caではなくイオン化Ca(iCa)の測定が推奨される.
◎日常診療におけるCa評価では,補正Caではなく総Caを代替指標としてスクリーニングに用いることが推奨される.

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