特集 循環器診療 それ,ホント?
弁膜症
本邦における経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVR)の件数は外科的大動脈弁置換術(SAVR)を上回ったってホント?
生田 旭宏
1
,
福 康志
1
1倉敷中央病院循環器内科
キーワード:
経カテーテル的大動脈弁留置術
,
TAVR
,
外科的大動脈弁置換術
,
SAVR
,
重症大動脈弁狭窄症
Keyword:
経カテーテル的大動脈弁留置術
,
TAVR
,
外科的大動脈弁置換術
,
SAVR
,
重症大動脈弁狭窄症
pp.2118-2122
発行日 2025年11月10日
Published Date 2025/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620122118
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Point
◎開胸を要しない低侵襲治療として経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVR)は高齢・高リスク患者に導入されていたが,臨床試験と技術進歩を背景に適応が若年・低リスク層まで拡大している.
◎本邦では,2021年にはTAVRの件数が外科的大動脈弁置換術(SAVR)を上回り,以降もTAVRの件数は増加傾向である.
◎重度大動脈弁狭窄症の治療選択には,再治療や若年患者への対応を含めたライフタイムマネジメントが今後の鍵となる.

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