増大号特集 深掘り! エッセンシャル漢方—1対1対応の一歩先へ
シーン別頻用漢方薬
一般外来で使いたい漢方薬
渡辺 賢治
1
1修琴堂大塚医院
キーワード:
漢方薬
,
急性上気道炎
,
食欲不振
,
便秘
,
頻尿
,
腰痛
Keyword:
漢方薬
,
急性上気道炎
,
食欲不振
,
便秘
,
頻尿
,
腰痛
pp.1888-1893
発行日 2025年10月10日
Published Date 2025/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620111888
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Point
◎漢方では,1つの疾患・症状に対して1つの漢方薬で対応することはない.漢方医学的な見方(虚実・寒熱)を考慮して使い分ける.
◎急性疾患においては病期が大切で,急性上気道炎も初期に使う漢方薬と咳が出てから使う漢方薬は使い分ける.
◎高齢者は冷えている場合が多いので,漢方薬はエキス製剤を熱湯で溶かして少し冷ましてから飲むことが望ましい.

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