特別記事
ケアラーを孤立させない。ケアラー支援を,研究から社会実装へ—「リモートケアシステム」の社会実装とその成果
涌水 理恵
1
1筑波大学医学医療系
pp.58-63
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002283700590010058
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ケアラーとは,病気や障がい,加齢などにより日常生活上の支援を必要とする人に対し,家族や親しい関係にある者として,無償で継続的にケアを担う人を指す。医療や介護,療養支援の現場において,家族・ケアラーの負担や孤立は依然として大きな課題である。看護分野では家族ケア支援に関する研究成果が蓄積されてきた一方,それらが十分に社会に届けられているとは言い難い。本稿では,家族ケア支援を研究から社会へと橋渡しする試みとして構築・運用してきた「リモートケアシステム」の社会実装の過程と,その中で見えてきた成果を紹介する。そして,オンラインを活用した多職種連携による支援の可能性について考察する。

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