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特集 外来でみる小児のコモンな感染症
Ⅳ.呼吸器
激しい乾性咳嗽
大石 智洋
1
1川崎医科大学臨床感染症学教室
キーワード:
百日咳
,
Mycoplasma pneumoniae感染症
,
Chlamidophila pneumoniae感染症
,
乾性咳嗽
Keyword:
百日咳
,
Mycoplasma pneumoniae感染症
,
Chlamidophila pneumoniae感染症
,
乾性咳嗽
pp.113-117
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002025
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SUMMARY
▷激しい乾性咳嗽を起こす感染症として,百日咳,Mycoplasma pneumoniae感染症,Chlamidophila pneumoniae感染症があげられる.
▷百日咳の治療はマクロライド系薬が第1選択薬であるが,近年,耐性株の増加が問題となっている.
▷M. pneumoniae感染症では治療の第1選択薬であるマクロライド系薬耐性株の存在により,もしマクロライド系薬使用も効果がない場合は,ニューキノロン系やテトラサイクリン系薬の使用を考慮する.
▷C. pneumoniae感染症では,マクロライド系薬による治療が効果を発揮する.
▷いずれの疾患も,乾性咳嗽以外目立った症状がないこともあるため,アレルギーなどの素因がない長引く咳嗽では,これらの疾患を鑑別にあげることが重要である.

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