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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅰ.母体・胎児編
(1)妊娠前
2.プレコンセプションケア:栄養や生活スタイル
荒田 尚子
1
Naoko Arata
1
1国立成育医療研究センター女性総合診療センター女性内科
キーワード:
栄養
,
肥満
,
女性の低体重/低栄養症候群(FUS)
Keyword:
栄養
,
肥満
,
女性の低体重/低栄養症候群(FUS)
pp.7-9
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002817
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はじめに
プレコンセプションケアは,思春期前から生殖可能年齢にあるすべての人を対象とし,身体的,心理的および社会的な健康の保持および増進を目的とした介入である1)。受胎前から妊娠初期は,配偶子形成,受精,胎盤形成,器官形成へと続く重要な時期であり,妊娠判明後では遅い課題も少なくない。国際産婦人科連合(International Federation of Gynecology and Obstetrics:FIGO)のプレコンセプション・チェックリストや,わが国のプレコン・チェックシートは,日常診療で妊娠意向を確認し,栄養,体重,運動,喫煙,飲酒,予防接種,慢性疾患などを包括的に評価することを勧めている1~3)。一方,妊娠を希望していない人に妊娠を前提とした指導を押しつけてはならない。「現在と将来の健康にも役立つ」という枠組みで説明し,本人の価値観とライフプランを尊重する。

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