Japanese
English
特集 カルシウム動態と細胞機能
細胞内カルシウム動員機構
Intracellular Calcium Mobilization
廣瀬 謙造
1
,
飯野 正光
1
Kenzo Hirose
1
,
Masamitsu Iino
1
1東京大学医学部薬理学第一講座
pp.88-96
発行日 1996年4月15日
Published Date 1996/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425901067
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、88ページから96ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
カルシウムは筋収縮をはじめとして分泌,記憶,発生などを制御する細胞内セカンドメッセンジャーである。細胞内カルシウム動員の経路としては,大きく分けて細胞外からのカルシウム流入と細胞内カルシウム貯蔵部位(カルシウムストア)からの細胞質内へのカルシウム放出がある。カルシウム流入経路には,細胞膜の脱分極によって開口する膜電位依存性カルシウムチャネル(VDCC)の他に,受容体作動性カルシウムチャネル(ROC)が知られる。アゴニストによる受容体刺激に続く細胞内カルシウムストアからのカルシウム放出には,イノシトール三リン酸(IP3)によるカルシウム放出機構が中心的役割を担う。すなわち,アゴニストが受容体に結合した結果,ホスホリパーゼCが活性化され,細胞質内にIP3が産生され,それがIP3受容体に結合しカルシウム放出を起こす。近年,細胞内カルシウム動態が細胞レベルで明らかになるにつれ,アゴニストによるIP3受容体を介したカルシウム放出は,複雑な時間的・空間的パターンを示すことがわかってきた。本稿ではカルシウムストアからのカルシウム放出を介する細胞内カルシウム動員機構について述べる。

Copyright © 1996, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.

