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What's your diagnosis?[281]
回り回って膿瘍
井本 博之
1
,
酒見 英太
2
1いもと桃山クリニック
2元 洛和会京都医学教育センター
pp.550-553
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360050550
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症例
患者:48歳、男性。
主訴:右季肋部痛。
患者背景:生来健康だが、18歳時に淋菌感染症に罹患したことがある。常用薬はない。30本/日の喫煙をし、アルコールは機会飲酒のみ。食物・薬物にアレルギー反応をきたしたことはない。最終性交渉は4カ月前で、相手は出会い系サイトで出会った女性。MSM(men who have sex with men)ではなく、違法薬物の使用はない。
現病歴:来院1カ月前から発熱、吸気時の右季肋部痛が出現した。気道症状は伴わなかった。同時期に四肢に瘙痒・疼痛を伴わない皮疹が出現した。右季肋部痛が続き、食事での疼痛の増悪はなかったが、数日前より食欲が低下した。 右季肋部痛は臥位になると増悪し、立位になると速やかに軽快した。夜間臥位で眠ることが困難となったため、当院救急外来を受診した。
陰性症状:悪寒戦慄、頭痛、悪心・嘔吐、便通変化、鼻汁・咽頭痛、咳嗽・喀痰、呼吸困難、背部痛、尿路症状。

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