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検査ファイル
項目●肝細胞増殖因子(HGF)
二井谷 好行
1
1大塚製薬(株)診断事業部試薬部研究室
pp.958-959
発行日 1991年10月1日
Published Date 1991/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900842
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- Abstract 文献概要
はじめに
肝細胞増殖因子(hepatocyte growth factor;HGF)は,1967年Mooltonらにより部分肝切除ラットの血液中に存在する肝再生を促進させる因子として見いだされた1).その後,劇症肝炎患者血中に同様の因子が存在することが確認され,ヒト肝細胞増殖因子(human hepatocyte growth factor;hHGF)と名づけられた2〜4).
hHGFは分子量56〜65 kDの重鎖と31.5〜34.5kDの軽鎖とから成り,その二次構造も最近解明された(図1)5).またhHGFの分子構造と性能を表に示す.hHGFは肝再生促進作用を有することから肝治療薬として期待されるばかりでなく,劇症肝炎患者血中に存在することより,致死率80%を超す予後不良の疾患である劇症肝炎の予知および予後診断に有用なマーカーとして期待されている.本稿では,このhHGFのELISAについて述べたい.
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