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連載 OBSTETRIC NEWS
妊娠とうつ病
武久 徹
1
1武久レディースクリニック
pp.73-75
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101647
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妊娠中にうつ病にかかった場合にうつ病の治療薬,特にパロキセチン(商品名:パキシル)を使用する場合の問題点に関する見解が米国産婦人科学会(ACOG)から出された.そして,ACOG臨床大会でも妊娠中のうつ病の管理の問題点が検討された.本稿では,それらを検討する.
まず,ACOG医療技術情報では,以下のように見解が述べられた.大うつ病の有病率は生殖年齢女性でピークになる.最近の研究では約10人に1人の女性が妊娠のどの時期でも,そして産褥期にうつ病にかかる可能性がある.選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRIs)はうつ病の治療によく使われる.妊娠中にもSSRIsは使われてきた.妊娠中にSSRIsがどれくらい使用されるかに関するデータは不足しているが,最近の報告では2~3%と推測される.多くの研究者たちは,妊娠中にSSRIsを使用しても高度胎児奇形のリスクは増加しないと報告してきた.

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