潮流
「新たな地域医療構想」の検討開始へ
社保審・医療部会が体制を了承
pp.18-19
発行日 2025年7月21日
Published Date 2025/7/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2970008
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2040年を見据えた地域の医療提供体制の構築を図る「新たな地域医療構想」の策定に向けた検討体制が決まった。7月4日、社会保障審議会医療部会(田辺国昭部会長)が新たに「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」や新たな4つのワーキンググループ(WG)を設置するなどを含む厚労省の提案を了承した。厚労省によると、同検討会の初会合を7月下旬から8月上旬に開催するために日程を調整している。新たなWGは同検討会の下部組織として「在宅医療及び介護連携」「救急医療等」「小児医療及び周産期医療の提供体制等」「災害医療・新興感染症医療」の4つの議題別で設置する方針。第8次医療計画(後期)に向けた検討や、第9次医療計画の策定に向けた議論を進める計画だ。
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