ジュネーヴからの便り⓳
略語
中谷 祐貴子
1
1世界保健機関 本部 医薬品・医療材料担当事務局長補
pp.21
発行日 2025年3月11日
Published Date 2025/3/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2957005
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WHOに着任して2年になろうとしているが、いまだに初めての略語を目にすることが少なくない。部局やチームの名称も、例えばHR (Human Resource)のように、単語から想像のつくものでない限り、何を意味しているかわからない。さらに、ジュネーヴはフランス語圏なので、街頭標識の略語も当然、フランス語だ。例えばWHO(World Health Organization)はOMS (Organisation mondiale de la Santé)、赤十字国際委員会ICRC(International Committee of the Red Cross)はCICR(Comité international de la Croix-Rouge)となる(写真)。余談だが、ILO(International Labour Organization)はフランス語ではOIT(Organisation internationale du Travail)が公式なのに、最寄りのバス停の名称はBITとなっていて紛らわしい。
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