One-point Lesson
第5回「投稿論文を査読に回すには」
笹野 公伸
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1東北大学大学院医学系研究科病理病態学講座病理診断学分野教授/東北大学附属病院病理部部長
pp.62-63
発行日 2018年8月20日
Published Date 2018/8/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.04.02_0062-0063
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筆者は現在複数のジャーナルでEditor/Associate Editorとして編集に関わっています。特にEndocrine Reviews(IF:15.745), Journal of Steroid Biochemistry and Molecular Biology(IF:4.561), Endocrine Related Cancer(IF:5.267) とNeuroendocrinology(IF:3.608)ではEditor/Associate Editorとして投稿された論文のスクリーニング,査読者への論文の配信などに関わることが多いです。論文を投稿する立場からは,出した論文が査読に回せるようにすることが何よりも重要になります。すなわち最初の“障壁”を越えて門前払いされないようにすることです。この点に関し,これから論文を投稿しようとする先生方の参考になればと思い,如何にしてEditor/Associate Editorの最初のスクリーニングを乗り越えて査読に回せばよいのか?というところの上記の経験に基づいた私見を以下にまとめます。
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