One-point Lesson
第6回「投稿論文の査読者への対応に関して」
笹野 公伸
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1東北大学大学院医学系研究科病理病態学講座病理診断学分野教授/東北大学附属病院病理部部長
pp.70-71
発行日 2019年3月30日
Published Date 2019/3/30
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.05.01_0070-0071
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前回はいかにして投稿論文を査読者に回せるようにすればよいのか?ということを解説したが,今回は論文が査読に回り査読が戻ってきた際の査読者のコメントへの対応をどのように進めればよいのか?ということに関して触れてみる。現在筆者は前回記載した複数のジャーナルで平均して週に4-5報の投稿論文に目を通し,その多くで査読者を選択しているがこの経験を基に今回は記載する。以下の点に関してほとんど解説されることはないが,論文を投稿する者にとっては重要である。しかし出版社/ジャーナルにより当然編集方針は異なるわけであり,あくまでも個人的な経験に基づくとあらかじめ断りを入れさせてもらう次第である。
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