特集 正しく怖がれ，小児救急1人対応！ ～ファーストタッチから専門診療へ～
Ⅱ．どんなに忙しくてもさけよう重大な見落としを！
ERで大活躍するエコーのコツ
小野 友輔
1
1北九州市立八幡病院小児臨床超音波センター
キーワード：
小児臨床超音波
,
腸炎（ウイルス性，細菌性）
,
虫垂炎
,
一人だけど一人ではない
,
子どもたちの代弁者
,
武器と防具
Keyword:
小児臨床超音波
,
腸炎（ウイルス性，細菌性）
,
虫垂炎
,
一人だけど一人ではない
,
子どもたちの代弁者
,
武器と防具
pp.95-102
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001420
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SUMMARY
▷『小児臨床超音波』とは『小児科医』が実『臨床』のなかで自ら『超音波検査』を行うことである．
▷小児のスキルと臨床のスキルとエコーのスキルを掛け合わせることで大活躍できる．
▷小児臨床超音波は腸炎（ウィルス性，細菌性）と虫垂炎診療において有用である．
▷小児臨床超音波は診断をつける武器にもなり見落としから守る防具にもなる．
▷小児のエコーでは，プローブを通して子どもたちの代弁者となる心構えが重要である．
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