特集 子どもの皮膚診療を極めるために
Ⅰ プライマリケアで重要な皮膚症状とその対応
伝染性軟属腫・尋常性疣贅
川瀬 正昭
1
1東京慈恵会医科大学葛飾医療センター皮膚科
pp.72-76
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000954
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診療のポイント
■伝染性軟属腫・尋常性疣贅の診断は,ほとんど臨床的に行われる.
■軟属腫は自然消退を期待し経過観察を行うか,軟属腫摘除かの説明と治療選択を要する.
■疣贅に対する液体窒素療法は標準的な治療だが痛みを伴う.
■疣贅に対する外用療法は痛みがないので子どもには有益だが,治るのに時間がかかる.
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