特集 これからの性教育―タブー視せずにポジティブに捉える―
Ⅲ.教員・助産師・家庭による性教育
12.学校と連携した性教育を行うために
赤澤 宏治
1,2
1千葉県立千葉工業高等学校
2日本思春期学会性教育委員会
キーワード:
学習指導要領
,
はどめ規定
,
性教育
,
外部講師
Keyword:
学習指導要領
,
はどめ規定
,
性教育
,
外部講師
pp.890-896
発行日 2023年8月1日
Published Date 2023/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000344
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要旨
学校においては,寝ている子どもを健全なあるべき姿にいかに上手に起こしていくかという視点が必要であり,有効で適切な性に関する指導を着実に実践する必要がある.学校は学習指導要領に基づいて教育内容を定めており,外部講師による指導も同様である.実際の指導においては,①児童・生徒の発達の段階を踏まえること,②学校全体で共通理解を図ること,③保護者の理解を得ることなどに配慮することの3点が大切である.外部講師が学校での性教育を行うにあたり,最低限の知るべき内容をあげる.
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