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添い寝の有無と乳幼児突然死の関係
榊原 洋一
1
1お茶の水女子大学名誉教授
pp.409-409
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000000506
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乳幼児突然死症候群(SIDS)の重要な危険因子としてうつ伏せ寝があることが明らかになり,仰向け寝の推奨によって,その発生率は近年急激に減ってきている。こども家庭庁の資料によると,1997年には年間538件であったが,2022年には47件にまで減少している。それでも乳児死亡率のなかでは第4位につけており,小児保健の大きな課題であることに変わりはない。
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