特集 知っておきたい血栓予防療法のエッセンス
各種血栓予防療法 下肢・骨盤内静脈血栓症の治療
荻原 義人
1
1三重大学医学部附属病院 循環器内科
キーワード:
Heparin
,
下肢
,
危険因子
,
再発
,
投薬計画
,
リスク評価
,
静脈血栓症
Keyword:
Heparin
,
Drug Administration Schedule
,
Risk Assessment
,
Venous Thrombosis
,
Risk Factors
,
Recurrence
,
Lower Extremity
pp.433-439
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022155471
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<Headline>1 深部静脈血栓症(DVT)の治療目的は、静脈血栓塞栓症の悪化・再発予防、および血栓後症候群の発症予防であり、速やかな血栓溶解が望ましく、迅速で適切な診断・治療を必要とする。2 治療は抗凝固療法が中心で、禁忌がなければ用い、血栓溶解療法は出血リスクが低く、重症例に限定する。3 抗凝固療法の継続期間は血栓再発リスクや出血リスクに応じて設定する。
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