特集 明日の診療に役立つ 消化器内視鏡これ1冊
上部消化管 咽喉頭・食道 食道胃静脈瘤の診断と治療
引地 拓人
1
,
中村 純
,
加藤 恒孝
1福島県立医科大学附属病院 内視鏡診療部
キーワード:
Enbucrilate
,
消化管出血
,
食道胃静脈瘤
,
消化管内視鏡法
,
内視鏡的止血
,
超音波内視鏡検査
,
Monoethanolamine Oleate
,
バルーン下逆行性経静脈的塞栓術
,
注射と注入
,
内視鏡的食道胃静脈瘤結紮術
,
内視鏡的食道胃静脈瘤硬化療法
Keyword:
Endosonography
,
Gastrointestinal Hemorrhage
,
Esophageal and Gastric Varices
,
Endoscopy, Gastrointestinal
,
Hemostasis, Endoscopic
,
Enbucrilate
,
Monoethanolamine Oleate
pp.75-82
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022140967
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1.食道静脈瘤(EV)や胃静脈瘤(GV)は出血リスクが高い病変であるため、的確な診断が重要である。2.食道静脈瘤出血には、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)が簡便かつ有効である。3.食道静脈瘤の予防治療として、内視鏡的硬化療法(EIS)を習得しておくべきである。4.胃静脈瘤出血には、ヒストアクリルを用いた組織接着剤注入術が有効である。5.胃静脈瘤出血の止血後は、バルーン下逆行性経静脈的静脈瘤塞栓術(BRTO)あるいは組織接着剤注入術とEISの併用法を行う。
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