特集 かかりつけ医からみた糖尿病診療
糖尿病診療における合併症の管理 糖尿病網膜症
野崎 実穂
1
1名古屋市立大学 大学院医学研究科視覚科学
キーワード:
危険因子
,
検眼鏡検査
,
糖尿病性網膜症
,
レーザー凝固
,
黄斑浮腫
,
光干渉断層撮影
,
Vascular Endothelial Growth Factor A
,
硝子体内注射
,
レーザー走査型検眼鏡
Keyword:
Macular Edema
,
Laser Coagulation
,
Ophthalmoscopy
,
Diabetic Retinopathy
,
Risk Factors
,
Tomography, Optical Coherence
,
Vascular Endothelial Growth Factor A
,
Intravitreal Injections
pp.325-330
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022138876
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<Headline>1 糖尿病網膜症は、わが国における成人の失明原因疾患の第3位である。2 2020年に糖尿病網膜症診療ガイドライン(第1版)が刊行された。3 糖尿病黄斑浮腫治療の第一選択は抗VEGF薬の硝子体注射となっている。4 超広角走査型レーザー検眼鏡により無散瞳で糖尿病網膜症スクリーニングが可能になっている。5 造影剤を用いず網膜毛細血管を描出する光干渉断層血管撮影技術開発により、糖尿病網膜症の早期発見が期待できる。
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