特集 一般内科医に役立つ抗リウマチ薬の最新知識
総論:関節リウマチおよび脊椎関節炎の病態と治療概要 関節リウマチの病態と治療戦略
河野 正孝
1
,
川人 豊
1京都府立医科大学 大学院医学研究科免疫内科学
キーワード:
Glucocorticoids
,
Methotrexate
,
関節リウマチ
,
生物学的製剤
,
非ステロイド系抗炎症剤
,
アルゴリズム
,
重症度指標
,
診療ガイドライン
,
分子標的治療
,
Janus Kinase Inhibitors
Keyword:
Biological Products
,
Arthritis, Rheumatoid
,
Glucocorticoids
,
Methotrexate
,
Severity of Illness Index
,
Anti-Inflammatory Agents, Non-Steroidal
,
Algorithms
,
Practice Guidelines as Topic
,
Janus Kinase Inhibitors
,
Molecular Targeted Therapy
pp.1614-1620
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022056263
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<Headline>1 関節リウマチ(RA)では種々の免疫担当細胞やサイトカインなどがその病態形成にかかわっており、近年それらを治療標的とした生物学的製剤や経口分子標的薬が開発され、RA治療は著しい進歩を遂げている。2 RA治療はtreat-to-target(T2T)の考え方に基づき、臨床的寛解を治療目標としたタイトコントロールを行うことが必要である。3 わが国では関節リウマチ診療ガイドライン2020が発表され、エビデンスに基づいたRA診療の標準的な指針が示されている。
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