特集 輸液療法の基礎と実践
栄養輸液・輸液管理とその実際 在宅医療における輸液とその管理
長野 宏昭
1
1沖縄県立中部病院 呼吸器内科・地域ケア科
キーワード:
医師
,
インフォームドコンセント
,
腫瘍
,
食欲不振
,
医療従事者-家族関係
,
医療従事者-患者関係
,
専門職間人間関係
,
ターミナルケア
,
在宅医療
,
皮下輸液
,
訪問看護師
Keyword:
Informed Consent
,
Interprofessional Relations
,
Physicians
,
Neoplasms
,
Terminal Care
,
Professional-Family Relations
,
Professional-Patient Relations
,
Anorexia
,
Nurses, Community Health
,
Hypodermoclysis
pp.383-387
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021161514
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<Headline>1 在宅医療における輸液において、臨床研究からわかっていることは少ないが、その適応に関しては、患者・家族との対話が重要になる。2 輸液しないことで生じる利益(口腔や咽頭の分泌液減少・浮腫や腹水の減少など)を考慮に入れ、慎重に輸液の適応を考える。3 輸液の継続・中止など重要な患者・家族との話し合いは、訪問看護師をはじめとする多職種にて行う。4 患者・家族の不安、苦しみをできる限り表出してもらい、それを医療者や家族同士で共有する。
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