特集 内科外来でみる急性腹症診療:見落とさないコツ
消化器疾患 小腸疾患
細江 直樹
1
,
緒方 晴彦
,
金井 隆典
1慶應義塾大学医学部内視鏡センター
キーワード:
急性腹症
,
塞栓症
,
腸間膜血管閉塞症
,
腸閉塞
,
腹部X線診断
,
上腸間膜動脈
,
小腸疾患
,
腸間膜虚血
,
非閉塞性腸間膜虚血
,
腹部CT
Keyword:
Mesenteric Vascular Occlusion
,
Abdomen, Acute
,
Mesenteric Artery, Superior
,
Intestinal Obstruction
,
Embolism
,
Radiography, Abdominal
,
Mesenteric Ischemia
,
Mesenteric Ischemia
pp.85-88
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021107073
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<Headline>1 わが国において、腸閉塞は急性腹症の原因疾患の2位もしくは3位を占めている。小腸閉塞が大部分であることから、急性腹症における小腸疾患の中心は小腸閉塞である。2 小腸閉塞の大部分は癒着性の腸閉塞である。3 腹部の手術歴、小腸粘膜障害を惹起する薬剤(NSAIDsなど)の使用歴、Crohn病などの炎症性腸疾患の有無の問診は必須である。
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