特集 最新の高血圧診療:「高血圧治療ガイドライン2019」後の展開
高血圧の成因、分類、疫学 血圧値の分類
成田 圭佑
1
,
苅尾 七臣
1自治医科大学 内科学講座循環器内科学部門
キーワード:
高血圧
,
心臓血管疾患
,
分類
,
リスク
,
自由行動下血圧測定
,
診療ガイドライン
,
アジア大陸系統人種
,
仮面高血圧
,
高血圧-早朝
,
家庭血圧測定
Keyword:
Blood Pressure Monitoring, Ambulatory
,
Blood Pressure Monitoring, Ambulatory
,
Classification
,
Cardiovascular Diseases
,
Hypertension
,
Risk
,
Practice Guidelines as Topic
,
Masked Hypertension
,
Asians
pp.435-443
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020230219
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<Headline>1 「高血圧治療ガイドライン2019」(JSH2019)では、JSH2014より治療目標が診察室血圧130/80mmHg、家庭血圧が125/75mmHgへと引き下げられた。2 JSH2019では高血圧の診断の基準値についてはJSH2014から変更はなく、診察室140/90mmHg、家庭血圧135/85mmHgである。3 これまでのガイドラインと同様にJSH2019においても、高血圧の診断および治療に際して診察室外血圧測定を用いることが推奨されている。
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