特集 小児神経検査マニュアル
症状・疾患からみた検査のすすめ方 てんかん、発作性疾患
白石 秀明
1
1北海道大学病院 小児科・てんかんセンター
キーワード:
鑑別診断
,
てんかん
,
てんかん-焦点
,
熱性けいれん
,
脳波記録法
,
けいれん性発作
,
Lennox-Gastaut症候群
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Epilepsy
,
Epilepsies, Partial
,
Seizures
,
Seizures, Febrile
,
Electroencephalography
,
Lennox Gastaut Syndrome
pp.721-727
発行日 2022年6月1日
Published Date 2022/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022184587
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▼新生児期、乳児期のけいれん性疾患は重篤な中枢神経疾患が内在していることを念頭に検索をすすめる必要がある。▼熱性けいれんの発症が多い時期であるが、てんかん発作の発現である場合もある。▼脳波検査は、所見がなくてもてんかんであることがあるので注意を要する。▼各年齢層において、非てんかん性の症状がある。年齢に促して鑑別診断をすすめていく。
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