特集 基本理論に基づいた小児漢方診療
疾患別漢方治療 月経関連疾患
小川 恵子
1
1広島大学病院 総合内科・総合診療科漢方診療センター
キーワード:
漢方薬
,
月経困難症
,
月経異常
,
月経前症候群
Keyword:
Drugs, Chinese Herbal
,
Menstruation Disturbances
,
Dysmenorrhea
,
Premenstrual Syndrome
pp.111-117
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022057091
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▼正常な月経を知ることは重要である。▼当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遙散、桃核承気湯が基本処方である。▼経方理論では、血を巡らせる生薬には、作用する場所や方向性があり、病態により使い分け、組み合わせて用いる。▼▼から熱のみが血室に伝わり生じた様々な症状に小柴胡湯などの柴胡剤が有効である。▼四診により、病態に適切な方剤を選択する。
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