特集 統計的分析手法と研究デザイン
観察研究の研究デザイン(特に介入研究の効果を評価する方法)操作変数法(instrument variable)
大久保 祐輔
1
1UCLA 公衆衛生大学院・疫学部
キーワード:
研究デザイン
,
ランダム化比較試験
Keyword:
Research Design
,
Randomized Controlled Trials as Topic
pp.789-795
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021217834
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●操作変数法は経済学や社会科学で古くから使用されていた手法だが、近年は疫学研究で応用されつつある。●妥当な操作変数を使用できれば、未計測の交絡因子がある状態でも、治療/曝露とアウトカムの因果関係の推定が可能である。●多くの前提条件があるため、操作変数を選ぶ際には十分な理解と吟味が必要である。
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