特集 統計的分析手法と研究デザイン
統計学的分析手法 データの種類と記述
酒井 理恵
1
1カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ハーバー UCLA 医療センターロンクイスト生物医学研究所小児科
キーワード:
統計
,
結果再現性
,
交絡因子(疫学)
,
選択の偏り
,
分散(統計)
,
平均値
Keyword:
Selection Bias
,
Statistics as Topic
,
Reproducibility of Results
,
Confounding Factors, Epidemiologic
pp.713-719
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021217823
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●データはその性質から、量的データと質的データに分類される。●データは、代表値(平均値、中央値など)や散布度(分散、標準偏差、四分位範囲など)を用いてその特性を記述する。●誤差には、偶然誤差と系統誤差がある。系統誤差は選択バイアス、情報バイアス、交絡因子に分けられる。●研究の正確度は、得られたデータが母集団をどれくらい代表できているかをさす「妥当性」と、偶然によるバラツキが生み出す「精度」に分けられる。
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