特集 婦人科がん臨床研究のトレンドを知る
海外トピックス 子宮体がん
進 伸幸
1
,
池田 さやか
,
寒河江 悟
1国際医療福祉大学三田病院 女性腫瘍センター婦人科
キーワード:
子宮内膜腫瘍
,
臨床試験
,
放射線化学療法
,
分子標的治療
Keyword:
Clinical Trials as Topic
,
Endometrial Neoplasms
,
Molecular Targeted Therapy
,
Chemoradiotherapy
pp.637-643
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020278332
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子宮体癌に関する海外の治療における臨床研究のトレンドについて、2019年11月にアテネでのESGO開催時に行われたGCIG会議の内容を紹介する。分子プロファイルに基づく分子標的薬の効果を検証する臨床試験のデザインが提案され、日本でもゲノム診療の幕開けを迎え臨床試験設定の対応が必要である。ディベートとして再発中・高リスク例への放射線と化学療法併用の意義について複数の最新の報告を踏まえて議論され、注目が集まっている。
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