特集 正しい選び方・使い方を導く 成人肺炎の抗菌薬治療 最新ナビゲート
『成人肺炎診療ガイドライン2017』のレビュー Clinical Questionはどう活用するか 臨床活用のためのフォローアップ
三木 誠
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1仙台赤十字病院 呼吸器内科
キーワード:
バイオマーカー
,
C-Reactive Protein
,
抗感染剤
,
院内感染
,
肺炎
,
微生物薬剤耐性
,
アルゴリズム
,
市中感染
,
重症度指標
,
診療ガイドライン
,
医療・介護関連肺炎
Keyword:
Algorithms
,
Anti-Infective Agents
,
C-Reactive Protein
,
Drug Resistance, Microbial
,
Cross Infection
,
Pneumonia
,
Severity of Illness Index
,
Biomarkers
,
Community-Acquired Infections
,
Practice Guidelines as Topic
pp.173-181
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.34426/J03177.2017360712
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医学の進歩がめざましい現代において、エビデンスレベルの高い情報を臨床医が容易にフォローアップして、適切な医療が行えるようにするためにガイドラインは作成される。クリニカルクエスチョン(CQ)は『成人肺炎診療ガイドライン2017』の要であり、本ガイドラインでは市中肺炎(CAP)の診断に関して6題、CAPの治療に関して6題、医療・介護関連肺炎(NHCAP)/院内肺炎(HAP)の診断に関して4題、NHCAP/HAPの治療に関して5題、肺炎予防に関して4題の計25題のCQを作成し推奨を示した。これらを有効活用していただき、患者の救命やQOLのために役立てていただきたい。
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