厚生行政ウォッチング
《2024.1.15~2024.2.15》
株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med編集部
pp.98-99
発行日 2024年3月20日
Published Date 2024/3/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001417
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医療・看護
1月15日➡医療機能評価機構は「医療安全情報 No.206」を公表。患者の持参薬を院内の処方に切り替える際に、薬剤師が処方量を誤って登録する医療事故が散発している。このため、「薬剤師が持参薬の鑑別の際に参照したお薬手帳や薬剤情報提供書などの情報を電子カルテに残し、確認できるようにしておく」等の取り組み例を示した。➡厚生労働省は「がん診療提供体制の在り方に関する検討会」(第15回)を開催。がん診療連携拠点病院などの整備指針(指定要件)と、がん対策推進基本計画との整合性を確保するための議論を行った。がん診療連携拠点病院の見直し期間を「6年ごと」とし、がん対策推進基本計画の見直し期間と一致させること、さらに、一定の要件を備えたがんゲノム中核拠点病院では、自院でエキスパートパネル★1を開催可能とする見直し方針などを了承した。
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