FOCUS―いま注目のトピックを掘り下げる
シリーズ 臨床検査とAIの活用 1.検体検査部門
高山 知子
1
,
大江 宏康
1
1金沢大学附属病院 検査部
pp.399-403
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53040399
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Essence
●AI(人工知能)は非線形型データ処理を特徴としている.機械学習や自己組織化マップ(SOM)を用いることで,検体検査結果のデータ処理が効率化され,新たなパターンの発見が期待される.
●AI解析にはデータ前処理が重要であり,欠損値対策やデータの正規化が必要である.適切な前処理を行うことで,モデルの性能や信頼性が向上する.
●AIのさらなる進化とともに,検体検査部門における応用範囲が拡大し,医療の現場でのAIの役割がより重要になることが予想される.

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