特集 自信がもてる! 血管へのアプローチ―採血と静脈路確保
(Chapter 02)静脈採血
(Section 03)採血検体の取り扱い 2)要因別にみる検査値への影響・ピットフォール ❷採血量
岩崎 真子
1
1社会福祉法人仁生社 江戸川病院 臨床検査科
pp.1408-1410
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/mt52131408
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✔検査機器の特性や原理を学び,採血前に検査項目や必要採血量を確認しておくことで,不要な再採血を回避できる.
✔生化学検査は血清量が少なくとも測定可能なことがあるが,採血手技によって溶血血清になると影響が及ぶ検査項目がある.
✔凝固検査は,規定採血量よりも少なすぎるとPT,APTTが延長し,フィブリノゲン,FDP,Dダイマーは低下する.
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