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特集 セラノスティクス――PET画像診断から核医学治療へ
PET診断薬の院内製造の現状
In-house production of PET imaging agents
志水 陽一
1
Yoichi SHIMIZU
1
1京都大学医学部附属病院放射線部
キーワード:
PET診断薬
,
院内製造
,
サイクロトロン
,
合成装置
Keyword:
PET診断薬
,
院内製造
,
サイクロトロン
,
合成装置
pp.110-114
発行日 2024年10月12日
Published Date 2024/10/12
DOI https://doi.org/10.32118/ayu291020110
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陽電子断層撮像(PET)診断に用いられる放射性医薬品(PET診断薬)は,その物理学的半減期が短いため(18F:110分,68Ga:68分),病院内にサイクロトロン施設などを設置し,合成装置などを用いてPET診断薬を院内で製造し,PET検査に供されている.本稿では,現在国内においてPET診断薬のなかで最も使われている18F標識PET診断薬,および近い将来に国内導入される見込みである68Ga標識PET診断薬の院内製造法について概説する.
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