FORUM 数理で理解する発がん・第6回
二項分布
中林 潤
1
1東京医科歯科大学 教養部 数学分野
pp.868-872
発行日 2023年12月23日
Published Date 2023/12/23
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28711868
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
Point
●確率変数と確率の関係を示すものが確率分布である.確率分布にはさまざまな種類があり,「○○分布」と名付けられた既知のものが多数存在している.
●これらの確率分布はその性質がよく調べられていて,定理などを天下り式に用いることができる.
●今回は既知の確率分布で,今後の議論に必要となる二項分布について説明していく.
Copyright © 2023 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.