リハビリテーションと薬剤
リハビリテーションのセッティング別の薬剤管理 回復期リハビリテーション病棟
松本 彩加
1
1熊本リハビリテーション病院 薬剤部
キーワード:
抗精神病剤
,
血糖降下剤
,
降圧剤
,
抗うつ剤
,
抗血栓剤
,
非ステロイド系抗炎症剤
,
リハビリテーション
,
薬物治療管理
,
多数薬剤投与
,
回復期リハビリテーション病院
Keyword:
Polypharmacy
,
Fibrinolytic Agents
,
Anti-Inflammatory Agents, Non-Steroidal
,
Antidepressive Agents
,
Antihypertensive Agents
,
Hypoglycemic Agents
,
Antipsychotic Agents
,
Rehabilitation
,
Medication Therapy Management
pp.574-579
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/J02606.2023211717
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<Points>●回復期は急性疾患治療後の機能低下に対し,最大限の能力回復や日常生活動作の向上により早期の社会・在宅復帰を目指すことを目的とするステージである.●急性期での治療終了後,比較的病態が安定しており,入院期間が長く比較的長期的なフォローが可能であることが特徴である.●回復期リハビリテーション病棟はまさにリハビリテーション薬剤を実践する主戦場であり,薬剤による機能障害を最小限に抑えるための薬剤管理を行っていく必要がある.●急性期の疾患治療の足し算の薬物療法に対し,回復期での機能回復の過程では引き算の薬物療法を行う必要がある.●入院時,リハビリテーション期間中,退院時と段階ごとに繰り返しの処方見直し,適正化が必要である.
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