特集 褥瘡 UPDATE エキスパートのための最新情報と栄養療法
(Part 2)褥瘡予測・予防・治療 ベーシック編 DESIGN-R🄬2020 臨界的定着(クリティカルコロナイゼーション)疑い
仲上 豪二朗
1
1東京大学 大学院医学系研究科老年看護学・創傷看護学分野
キーワード:
触診
,
褥瘡性潰瘍
,
創傷感染
,
重症度指標
,
バイオフィルム
,
視診
Keyword:
Wound Infection
,
Pressure Ulcer
,
Biofilms
,
Palpation
,
Severity of Illness Index
pp.863-868
発行日 2021年5月25日
Published Date 2021/5/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2021242770
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<Key Point>・感染徴候が明らかでないが、細菌によって治癒が阻害され、創感染に移行しやすい状態を臨界的定着(クリティカルコロナイゼーション)という。・DESIGN-R2020に「臨界的定着疑い」が炎症/感染の項目の「13C」として採用され、感染に準じた管理の必要性が強調された。・プロッティング技術により、臨界的定着の本態であるバイオフィルムを臨床で簡便に検出することが可能となり、情報共有のためのツールとして活用できる。
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