特集 ここまできた 血栓止血検査の標準化
標準化の現状 凝固制御因子活性定量(AT,PS,PC)
家子 正裕
1
1岩手県立中部病院 血液内科
キーワード:
Antithrombin III
,
Protein C
,
Protein S
,
プロテインS欠損症
,
基準値
,
アンチトロンビンIII欠損症
,
プロテインC欠損症
,
標準化
Keyword:
Protein S Deficiency
,
Protein S
,
Antithrombin III
,
Protein C
,
Reference Standards
,
Reference Values
,
Protein C Deficiency
,
Antithrombin III Deficiency
pp.259-262
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023304532
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プロテインC(PC),プロテインS(PS)およびアンチトロンビン(AT)の先天的欠乏による血栓症は指定難病で,活性が基準値下限未満であることで診断する.標準化ワーキンググループ(WG)により,ATの病態識別値は75.1%と決定した.PS試薬は測定原理が異なるが,測定値の試薬間誤差は偶然誤差であり,2022年12月現在,標準化中である.PC活性試薬も測定原理が異なる.
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