特集 対比アトラス 病理組織像vs.細胞診標本 腎/泌尿器・唾液腺・甲状腺・リンパ節編
腎・泌尿器
大崎 博之
1
,
鴨志田 伸吾
,
河原 邦光
1神戸大学 大学院保健学研究科病態解析学領域
キーワード:
移行上皮癌
,
検尿
,
細胞診
,
腫瘍侵入性
,
上皮内癌
,
腎細胞癌
,
腎臓疾患
,
尿細管
,
泌尿器疾患
,
尿路上皮
,
足細胞
,
腫瘍悪性度
Keyword:
Urinalysis
,
Cytodiagnosis
,
Carcinoma, Transitional Cell
,
Carcinoma in Situ
,
Carcinoma, Renal Cell
,
Urothelium
,
Kidney Diseases
,
Kidney Tubules
,
Neoplasm Invasiveness
,
Urologic Diseases
,
Neoplasm Grading
,
Podocytes
pp.120-128
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023099761
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尿細胞診は,尿中に剥離してきた細胞を観察しているため,組織構造との関連に乏しいと誤解されることが多い.しかし,特に低異型度非浸潤性乳頭状尿路上皮癌の検出には,その組織構造の理解が不可欠である.今回は,尿細胞診標本中に出現する各種の正常細胞と良性異型細胞,癌細胞について,組織所見と細胞所見を対比しながら解説する.
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