特集 シン・アレルギー診療 プライマリ・ケア領域のアレルギーアップデート
「○○」とアレルギー 「顆粒球」とアレルギー
松本 奈津美
1
,
植木 重治
1秋田大学 大学院医学系研究科総合診療・検査診断学講座
キーワード:
アレルギー
,
顆粒球
,
好塩基球
,
好酸球
,
好酸球増加症
,
好中球
,
肥満細胞
,
副腎皮質ホルモン
,
Mepolizumab
,
Omalizumab
Keyword:
Eosinophilia
,
Eosinophils
,
Granulocytes
,
Omalizumab
,
Adrenal Cortex Hormones
,
Mast Cells
,
Hypersensitivity
,
Neutrophils
,
Basophils
,
Mepolizumab
pp.1225-1227
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.15104/J00821.2023009773
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・好中球や好酸球は寿命の短い免疫系の兵隊で,局所への集積と活性化によって病態を修飾している・マスト細胞と好塩基球はそれぞれ分布や寿命が異なるが,ともにIgE受容体をもつ・好酸球増多は通常末梢血での増加を意味するが,局所での増加がより重要である・高度な好酸球増多をみたときは,組織障害の有無や程度に気をつけながら,原因検索と原因に応じた治療を行う必要がある
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