特集 先輩技師が教える 一般検査Tips
髄液検査関連編 白血球以外に出現する成分は?
山下 美香
1
1広島赤十字原爆病院 検査部
キーワード:
医原病
,
骨髄細胞
,
鑑別診断
,
髄膜腫瘍
,
髄液
,
脈絡叢
,
髄膜炎-クリプトコッカス
,
造血器腫瘍
,
軟骨細胞
,
椎体
,
髄液検査
Keyword:
Meningitis, Cryptococcal
,
Diagnosis, Differential
,
Vertebral Body
,
Choroid Plexus
,
Bone Marrow Cells
,
Cerebrospinal Fluid
,
Meningeal Neoplasms
,
Iatrogenic Disease
,
Hematologic Neoplasms
,
Chondrocytes
pp.1079-1081
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2021365697
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正常な脳脊髄液中に認められる細胞成分はとても少なく、乳児以降の基準値は5/μL以下で、おもに認められる成分といえば白血球のなかでも単球、リンパ球になります。これらの他に認められる成分といえば、中枢神経系の疾患により出現してくる好中球や異型細胞などの病的細胞ですが、その他にも採取時に混入する医原性細胞などが認められるため、それらの成分を知っておくことが重要です。
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