わかる!伝わる!エコーレポートの書き方
乳腺エコー
白井 秀明
1
1札幌ことに乳腺クリニック 統括管理部
キーワード:
集団検診
,
鑑別診断
,
乳房腫瘍
,
乳房超音波診断
,
ネオアジュバント療法
,
腫瘍悪性度
,
精密検査
Keyword:
Ultrasonography, Mammary
,
Diagnosis, Differential
,
Breast Neoplasms
,
Mass Screening
,
Neoplasm Grading
,
Neoadjuvant Therapy
pp.289-296
発行日 2021年3月15日
Published Date 2021/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2021138932
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乳腺エコーには大きく分けて、乳がん検診と精密検査があります。その乳がん検診では、精密検査の要・不要の判定が目的であり、精密検査では良悪の鑑別から組織型の推定、病巣の広がりや術前化学療法の効果判定など、乳腺という狭い領域でありながら、臨床から求められる目的に応じて、その報告内容は大きく異なります。それらの報告書における作成ポイントを、それぞれ使用するコメントや必要に応じたシェーマなどを用いて紹介します。また限られた画像所見から正しい判定を導くため、患者から情報を得ることの重要性についても言及します。
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