学会ハイライト
第47回日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会総会学術大会 第41回皮膚脈管・膠原病研究会を終えて
金蔵 拓郎
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1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科皮膚科学 教授
pp.735-738
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000150
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平成29年12月8日(金)から10日(日)にかけて第47回日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会総会学術大会 第41回皮膚脈管・膠原病研究会を「かごしま県民交流センター」で開催いたしました(図1).「日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会」は「日本皮膚アレルギー学会」と「日本接触皮膚炎学会」を母体とし2007年から合同化されました.一方「皮膚脈管・膠原病研究会」は「皮膚脈管懇話会」と「膠原病研究会」が2001年に合同化された研究会で,2017年1月に単独開催としては最後の第40回研究会が福島県立医科大学の山本俊幸先生(会長)のもと福島市で開催されています.この学会と研究会は2016年に発展的に合同化し「日本皮膚免疫アレルギー学会」と衣替えすること,2017年度は両者を合同で開催することが決まりました.この変遷はアトピー性皮膚炎,接触皮膚炎,蕁麻疹,薬疹などのアレルギー性疾患と血管炎や膠原病等を個別に捉えるのでなく,「免疫アレルギー学」の視点から包括する学問の流れに沿うものと思われます.(「はじめに」より)
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