office dermatology アンケート特集
とっておきの外用療法
苦し紛れの…
松村 康洋
1
1松村皮膚科医院
キーワード:
Steroids
,
抗炎症剤
,
経皮投与
,
痒疹
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Anti-Inflammatory Agents
,
Prurigo
,
Steroids
pp.1178
発行日 2014年12月1日
Published Date 2014/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2015074213
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今からもう20年くらい前のことですが,当時週1回アルバイトに行っていた皮膚科の外来に, 難治性の結節性痒疹の患者さんがおられました.糖尿病を有する初老の男性で,私がその外来に出るようになる以前からさまざまな加療を受けておられました.strongestクラスのステロイド外用薬,ステロイドのテープ剤,液体窒素による凍結療法,各種抗ヒスタミン剤の内服もほとんど効果がなく,受診のたびに「痒い,痒い」と繰り返しておられました.(冒頭より)
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