特集 臓器損傷治療の工夫
【外陰部・体表】
当科で経験した女児陰部外傷例の検討
今治 玲助
1
,
渡邊 日向子
1
,
住田 桃子
1
,
谷 守通
1
Reisuke Imaji
1
,
Hinako Watanabe
1
,
Momoko Sumida
1
,
Morimichi Tani
1
1地方独立行政法人広島市立病院機構広島市立広島市民病院小児外科
pp.219-222
発行日 2025年2月25日
Published Date 2025/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001107
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
通学途中や外遊びでの陰部外傷は，保護者が受傷に気づかない場合や，羞恥心や恐怖心から本人が保護者へ伝え難い場合がある。下腹部痛，排尿時痛，排尿困難，血液の付着を主訴に医療機関を受診し，その診察や受傷範囲の確認が困難で，全身麻酔を要する例も多い1）。今回当科で経験した女児陰部外傷について検討したので報告する。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.
