特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(8)入院中〔感染〕
152.全身状態良好での臍帯血CRP陽性は正常と思うな
石田 宗司
1
Shuji Ishida
1
1北里大学小児科
キーワード:
胎児炎症反応症候群
,
炎症性サイトカイン
Keyword:
胎児炎症反応症候群
,
炎症性サイトカイン
pp.492-493
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002968
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そもそも臍帯血CRPが陽性とは?
CRPは炎症反応の重要なバイオマーカーであるが,胎盤通過性がないため,臍帯血で検出されるCRPは胎児自身が産生したものと考えられる。したがって,臍帯血CRPが陽性である場合は次のような病態が考えられる。すなわち,児自身の感染症(早発型敗血症など),胎児炎症反応症候群(FIRS),および非感染性のストレス(虚血や低酸素状態,生理的ストレスなど)1)である。
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